いま足元でなにが起こっているのか...

物事を客観的に捉え、何をしなければならないかを冷静に考えるヒントをピックップします。主観は排除し、過去の常識にとらわれず、「Opinion」ではなく「Fact」を伝えることをモットーとしています。転ばぬ先の杖...それがこの“Sheel Report ”です。

台風と地球温暖化との関係を考える ~ IPCCと地球温暖化への警鐘

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地球温暖化

☆国連気候変動に関する政府間パネルIPCC
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気候変動に関する政府間パネルIPCC)は、モナコにて9月25日、海と雪氷圏に関する特別報告書を発表しました。この報告書は、各国政府が気候の緊急事態に対処し、世界の海洋を保護する取り組みを、緊急に拡大、加速する必要性を強調しています。

気候変動が海洋と雪氷圏(地球の雪と氷に覆われた地域)に及ぼす影響の深刻さに関して、これまでで最も包括的な評価を提示しています。

IPCC自体が各国への政策提言等を行うことはないが影響力はあり、アル・ゴア副大統領とともに2007年ノーベル平和賞を受賞しています。

 その報告によれば...

もし地球温暖化が3度を超えた場合、海面は2100年までに1メートル近く上昇する可能性があるが、世界の政府がとっている政策は、今そこに向かっている。この場合沿岸地域から何百万人もの人々が立ち退かなければならなくなる...

海面温度が上昇し、海洋がより酸性に傾くと、海洋生物と海洋生態系は大きな試練に直面することになる。 地球温暖化が合意された1.5度の目標に抑えられたとしても、暖水性のサンゴ礁の最大90%が失われると予測されている...

今世紀のあいだに広範囲にわたる永久凍土の融解が予測されている。北極・亜北極域の永久凍土には、現在の大気中の炭素のほぼ2倍に相当する1兆4600億~1兆6000億トンもの有機炭素が含まれている...

今世紀の終わりまでに、海の熱波(海水温がその海域の記録上も極めて高い状態が5日以上続くこと)の頻度は、19世紀の終わりに比べて50倍に増加する可能性がある(気温上昇が3~5度の場合)...

 最近、日本近郊でサンマ漁獲量が急激に減っているのも、地球温暖化が関係しているのでしょうか。


地球温暖化に警鐘を鳴らす行動
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「あなたたちが話しているのは、お金のことと経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか!」 

スウェーデンの16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが9月23日、ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットに出席し、地球温暖化に本気で取り組んでいない大人たちに向けて行ったスピーチの一説です。

まさに経済利益重視のために環境問題に取り組まない米国や中国、それを支持する日本という構図になっています。

各国別温室効果ガス排出量シェアを見てみましょう。

    第一位は中国23.2%
    二位は米国13.6%
    三位はEU加盟国10.0%

となっていて、以下、

    インド5.1%、ロシア5.1%、インドネシア3.8%、ブラジル3.2%と続き、第八位が日本2.7%

 

となっています。

地球温暖化に警鐘を鳴らす行動が話題となっています。

Flygskam(フリュグスカム:飛び恥)というのがあります

    飛行機の温室効果ガス排出は鉄道の20倍...

運動のきっかけは、グレタ・トゥーンベリさんの毎週金曜日に議会前で温暖化対策を訴えだそうです。

スウェーデンでは、若者を中心に飛行機の代わりに鉄道を使う動きが広がっているそうで、運動はヨーロッパ中に広がっているそうです。

このまま地球温暖化から目を背けたままで良いのでしょうか。

台風と地球温暖化との関係を探りながら、いまある地球温暖化問題を考えて見ましたが、日本がその中心にいないことを、私たちはどのように理解すればよいのでしょう。

このままだと、毎年台風の被害に悩まされ続けることになるのでしょうかね...