北海道と東京を結ぶAIRDO(エア・ドゥ)
九州を拠点にするソラシドエア
共同持ち株会社方式での経営統合を検討...
1年半先の2022年秋の統合を目指しているそうで、合併ではなく、経営統合の道を模索することになったのは、両社が保有する羽田空港の発着枠の減少を回避するためだとのことです。
感染拡大以降、初の航空業界の再編となります。
Automotive Media「Response」、NHK Web より下記記事参照
新型コロナウイルスの拡大で旅客数が激減、単独で業績を改善するのが難しいと判断したため、資材調達や機体整備の共同化でコストを削減すると記事にはあります。
ソラシドエアのホームページには、すでに両社のコラボ企画が紹介されていて、それぞれのポイントやマイルが相互交換できるという案内も載っています。
ホームページには、エアドゥ登場でソラシドエア往復航空券が、ソラシドエア登場でエアドゥ往復校区券が抽選で当たるキャンペーンも実施しています。
エアドゥホームページに、両社共同持株会社設立の共同リリース記事が載っています。
人の移動が商売である航空会社は、不要不急の外出自粛、強制的に人の移動を止める緊急事態宣言により、大打撃どころか壊滅に近い状態かと思われます。
航空業界だけでなく、宿泊業やレストランなどの観光業、人が来ないことにより観光施設も事業存続の危機と言えそうです。
当然、旅行斡旋の代理店も瀕死の状態です。
業態変容ができるところはそれに挑戦し、リストラで急場をしのぐ企業もあれば、なんとかふんばろうとする老舗や中小は、もう先が見えない状況かもしれません。
不要不急の外出を控えよう...
ジャストワードを捉えたと思っている、言葉遊びの得意な自治体首長は、この言葉を発する重みをどれだけ理解しているんでしょうか。
経済を支えるのは国民の消費、その消費は「不要不急の無駄遣い」によって支えられているのです。
「不要不急」とは役人言葉で、日常会話では絶対に使わない言葉によって、日本国中の経済は一斉に止まったのです。
それはしたり顔で自慢することでしょうか...
いまは「人流」という、また聞き慣れない言葉で、経済活動を止めに来ています。
人流で成り立つ産業が、まさに観光業であり、飲食店でありデパートなどの集合施設です。病医院も来院控えで経営が厳しくなっているそうです。
「不要不急」から「人流」になると、すべての経済活動を止めることになります。
経済を止めるには、きちんとした根拠を示し、解除の目処やその後の効果をしっかりと示すべきですが、それらが一切ありません。
何のための人流を止めるのか...
PCR検査を拡充して感染者を特定して隔離し、その後に接触回避等の、今何度もやっている対策があるはずで、そしてワクチン接種で免疫力をつけるという三段階がウイルス感染拡大対策の基本のはずです。
検査なしに接触防止ばかりをお願いする、しかも補償なしに根性で行わせる政策は、本当に「いかがなものか」と思ってしまいます。
話がそれましたが、旅行業界も生き残りで必死です。
コロナが収まったら、みんなで旅行に行こう...
飛行機に乗ろう...
温泉地などに宿泊しよう...
お金があったらの話ですけどね
それまで家計が持っていればよいのですがね...トホホ