いま足元でなにが起こっているのか...

物事を客観的に捉え、何をしなければならないかを冷静に考えるヒントをピックップします。主観は排除し、過去の常識にとらわれず、「Opinion」ではなく「Fact」を伝えることをモットーとしています。転ばぬ先の杖...それがこの“Sheel Report ”です。

飲食店閉店続出で厨房機器が“死んだ商品”に...飲食店はコロナ対策の二次的要因で人災により潰されるのではないか

f:id:SheelReport:20201126133707j:plain

飲食店倒産相次ぐ

新型コロナウイルスの影響で、飲食店が次々と閉店していく中、大量の中古厨房(ちゅうぼう)機器がリサイクル業者に流れ込んでいるとのことです。

 使用年数が浅いなど、状態のいいものが手に入るとあって、急増する買い取り依頼に応じてきた結果、倉庫は在庫の山になっていますが、夏の「第2波」に続き「第3波」が急拡大する中、飲食業界に新規開店の動きは戻らず、大量の厨房機器は行き場を失っています。

 

以下、朝日新聞デジタル版からの記事です

10月上旬の朝、多くの飲食店が軒を連ねる大阪市北区の阪急大阪梅田駅の高架下。パスタが売りの大手喫茶店チェーンの前に2トントラックが止まった。頭にタオルを巻いた作業員が、店内から次々と厨房機器を運び出す。大型のオーブンや飲み物の保温機……。トラックの荷台は30分ほどで埋まった。

 作業をしているのは、閉店した店から業務用の厨房機器などを買い取っている全国展開のリサイクル店「テンポスバスターズ」のスタッフたちだ。自社の再生工場に持ち込み、傷んでいる部品を交換したり、洗浄したりして、商品としてストックする。

 

www.asahi.com

飲食店からの買い取り依頼が急増したのは緊急事態宣言が出された4月だそうです。

全国約60店舗の平均で、前年同月比1.6倍あまりの約1800件の問い合わせがあったと記事にはあります。

全国展開するステーキのチェーン店や串カツ店、半世紀近く営業していた老舗、開業してから半年も経っていない店からも相談があり、夏ごろにはペースが落ちたものの、毎月前年比5割増しの中古機器を仕入れているそうです。

 

その一方で、引き取った厨房機器で再生工場や倉庫は満杯になり、新たに倉庫を借りて対応したり、洗浄作業を外部委託して作業効率を上げたりしてしのいでいるということですが、こうした状況が続くと、経費もかさむ上、新規出店による需要も新型コロナの流行前ほどの勢いはなく、先が見えない状況だとあります。

置いてるだけでは死んだ商品...

飲食店閉店による買取は殖えても、それを再び現場で日の目を見せることが内容で、買取業者としては、売り手がない中で買取依頼は増えるという、需給アンバランスな状態は、当然買取価格にも影響が出てきます。

飲食手のーバーにすれば、閉店して備品を処分しても、大した金額が残ろないということになります。

 

まさに、経済の悪循環ですね。

「Go To トラベル」で、観光業は救われても、飲食店には救いの手を指し述べられず、感染者拡大の悪者にされるばかりか、感染拡大対策として真っ先に飲食店が、営業時間短縮の強制措置を強いられます。

飲食店には明日が見えない状況に追いやられています。

コロナが悪いのは百も承知ですが、コロナによる自然被害というよりも、コロナ対策による二次被害、まさに人的要因で窮地に追い込まれているような感じがしますね...