いま足元でなにが起こっているのか...

物事を客観的に捉え、何をしなければならないかを冷静に考えるヒントをピックップします。主観は排除し、過去の常識にとらわれず、「Opinion」ではなく「Fact」を伝えることをモットーとしています。転ばぬ先の杖...それがこの“Sheel Report ”です。

敵基地攻撃能力とはなにか...その2:日本版NSC

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日本版NSC

安倍総理の、日本版NSCを作るという決意、「抑止力」そして「対処力」という表現がキーワードとして浮かんできました。

NSCとは「national security council」の略で、日本語では「国家安全保障会議」となっています。

 NSCは、多くの場合は大統領や首相、内閣に属し、外交問題や国防問題、安全保障政策などの審議や立案、調整(武力行使の是非決定)などの助言を行う機関とされています。

フランスはこのNSCという組織を持たず、日本の場合は内閣に属した国家安全保障会議がこれに当たり、日本版NCSと呼ばれています。

議長は大統領や首相などが担当する場合が多く、その他の構成員は副大統領や副首相、内務大臣、外務大臣、国防大臣、財務大臣などの重要閣僚が就任することが多いです。

海軍大臣陸軍大臣などの軍関係者が議員として参加する場合もあるが、評決などには参加しないなど軍の影響力を抑える取り組みもあるとされています。

敵基地攻撃は、まさに抑止力であり対処力であるとするようです。

 

では敵が攻撃をしてくると認識するタイミングはいつになるのでしょう。

石破茂氏は2003年に防衛庁長官時代に、日本を攻撃する意思表明と準備行為があれば敵国の基地を攻撃可能との見解を示しました。国会で「(ミサイルに)燃料を注入し始めた、準備行為を始めたような場合は(攻撃の)着手と言うのではないか」と述べています。

ここで政府見解、今の敵基地攻撃に対する認識を整理しますと...

敵基地攻撃は最終手段としながらも

・敵基地の正確な位置を把握し、敵の地上レーダー・サイトを無力化した上で、
 敵基地を正確に攻撃することに適した装備体系があれば可能
・米国が理解すれば可能

ということになります。

府はすでに、敵基地攻撃能力は認めた上で、どのタイミングで攻撃を可能にするかという議論に持っていこうとしているようです。

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