いま足元でなにが起こっているのか...

「知る」ことが未来を切り開く...巷にあふれている情報から知るべき重要なものを、広く報じられているものからテレビも扱わない隠れた情報をピックアップ!!

6月23日は沖縄「慰霊の日」、ガレッジセール川田さんたち「復帰っ子」が来年50年に向け映画を...

f:id:SheelReport:20210623134426j:plain

沖縄「慰霊の日」

 2021年6月23日は、1645年4月2日に始まった沖縄本島での旧日本軍の組織的な戦闘が終わった日で、1965年にこの日を「慰霊の日」と制定されました。

この日は、沖縄では役所や学校は“お休み”です。

 沖縄タイムスの記事によれば、ヤフーと共同アンケートを行った結果、全国からの回答者2000人のうち、75.5%の1509人が、「慰霊の日」を “知らなかった” と回答したそうです。

また、記事によれば、沖縄戦を学校で学んだ記憶については、全体の28.2%(564人)が「学んだ記憶がない」と回答、「学んだかどうか分からない」が24.7%(494人)、「中学校で学んだ」が19.9%(398人)だったとあります。

全国75.5%の人たちが知らなかった沖縄の「慰霊の日」 きょう沖縄戦から76年 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

沖縄戦では、20万人を超える人が亡くなっています。沖縄県民のおよそ4分の1の人が、命を落としたことになります。

国内唯一の地上戦...

米軍による日本本土襲撃を沖縄でくい止めた、とも言われています。
「国内唯一」という言葉が、とても重たいですね。

 

戦没追悼式は、最後の激戦地となった糸満市摩文仁平和祈念公園で行われます。

戦争体験の継承...

戦争体験を実体験を語れる人は少なくなりました。
どうしても思い出したくなくて人には語れないという人もいるでしょう。

戦争の記憶を途絶えさせてはいけない...

いまを生きている私たちは、戦争を体験した人たちの言葉を後世に語り継がなければならない使命があると思います。

それは、もう二度と、必ず二度と、あのような戦争を起こしてはならないという思いを伝えていくためでもあります。

戦没者の名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」の前では、祈りをささげている人の姿が見られます。

国籍を問わず、民間人と軍人も区別せず、沖縄戦などで亡くなった24万1632人の名前が刻まれています。

今年は、新たに申告があった沖縄県出身の38人と、県外出身の3人の合わせて41人の名前が追加されました。

糸満市には、昭和21年(1946年)に建てっれた「魂魄(こんぱく)の塔」があります。近くに収容された住民が身元が分からないまま放置されていたおよそ3万5000人の遺骨を集めて建てられた慰霊塔です。

 

昨年は、名護市辺野古沖のアメリカ軍基地の埋め立て工事について、沖縄本島南部の土砂の使用を国が検討していることが、大きな問題となりました。

沖縄県で遺骨収集を続ける市民団体「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんは、19日から、米軍普天間飛行場移設計画に伴う名護市辺野古の埋め立て工事をめぐり、政府の設計変更申請を不承認にするよう県に求めるハンガーストライキを県庁前で続けています。

埋め立て計画では、いまも遺骨が見つかる沖縄本島南部が、土砂の調達候補となっていることに、具志堅さんは抗議の意思を表しています。

埋め立てに南部の土砂を使うことは戦没者への冒瀆(ぼうとく)だ...

 

復帰っ子

沖縄が日本に復帰した1972年に生まれた子どもたちを、「復帰っ子」と呼ぶそうです。

彼らは、「慰霊の日」をすごく大切にしていて、彼らは、戦争体験者の言葉を後世に語り継ごうと、懸命に努力しています。

1972年生まれの「復帰っ子」たちは、来年には50歳になります。

お笑いコンビ「ガレッジセール」の川田広樹さんや「大御所風民謡歌手・護得久栄昇」として活躍する金城博之さんら「復帰っ子」による団体「結515」が発足しました。

来年の復帰50年に向けて、子どもの貧困問題をなくしていくための基金創設や沖縄戦体験者の証言を集めたドキュメンタリー映画製作など、さまざまな活動を展開するそうです。

「沖縄の文化・歴史をつなぐ」と「命をつなぐ」をテーマに活動します。

活動の柱として復帰っ子が沖縄戦体験者から証言を聞き、次世代に語り継ぐ過程を映画化を計画しています。沖縄出身者が多く住む横浜市鶴見区を舞台にした映画「だからよ~鶴見」を製作した、渡辺熱さんが監督を務めます。

活動で得た収益は、県内の食に困る子どもたちの支援に充てるそうです。

イベント企画などを行うプランニング沖縄代表の比嘉盛也さんは

沖縄の歴史を次世代につなげながら、困っている子どもたちも助けたい

と力を込めて語っています。

沖縄では、子どもたちの貧困を救う活動として、「タコライスラバーズ」という、子どもたちにタコライスを無料で届ける活動があります。

www.tacorice-lovers.okinawa

二度と戦争を起こさないためにも...

沖縄県は、日米安全保障条約の名のもとに、日本の米軍基地負担の殆どを肩代わりしてくれているのです。

日本で唯一の地上戦となり、県民の4分の1の犠牲者を出したトオロが、日本の安全保障の“コスト”を担ってくれているのです。

そのことを日本国中の人たちは、決して忘れてはいけません。決して他人事として捉えてはいけません。

イデオロギーがどうである、主義主張が何であれ、宗教観が違っても、「絶対に戦争を起こしてはいけない」という思いは共通のはずです。

6月23日は、沖縄「慰霊の日」であることを、心に刻んでおきましょう...