いま足元でなにが起こっているのか...

物事を客観的に捉え、何をしなければならないかを冷静に考えるヒントをピックップします。主観は排除し、過去の常識にとらわれず、「Opinion」ではなく「Fact」を伝えることをモットーとしています。転ばぬ先の杖...それがこの“Sheel Report ”です。

実質の敵基地攻撃能力保有、コロナ騒動の影で進められた

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イージスアショア 敵基地攻撃能力

イージス・システム搭載艦
スタンド・オフ・ミサイル

 自民党国防部会・安全保障調査回の合同会議で、岸信夫防衛大臣は、上記2つのものを導入する提案をしました。 

 

政府が配備を断念した地上配備型弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア(地上イージス)」の代替策として、ミサイル防衛を主任務とする「イージス・システム搭載艦」2隻を建造する方針を正式に示した。

また、陸上自衛隊の12式地対艦誘導弾を長射程化し、敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」として開発する案も示しました。

「スタンド・オフ・ミサイル」は、相手のミサイル射程圏の外から攻撃できる国産の長射程ミサイルで、敵の艦艇から離れた位置で対処できるようにし、自衛隊員の安全を確保しつつ防衛力を強化するものとしています。

 

予算の概算要求で27億円だった開発費を、2021年度予算案には335億円に増額して計上します。

安倍晋三前首相は政権末期に敵基地攻撃能力を含む「ミサイル阻止」のあるべき方策を年内に示すよう談話も出している。

 

イージス・システム搭載艦

 中国など周辺国のミサイル攻撃に対し抑止力を高めるため、弾道ミサイル防衛を情勢に応じ常時持続できる態勢の構築をめざすものとしています。

南西方面で中国の軍事的脅威が増大している現状をふまえ、巡航ミサイルや戦闘機などに対処可能な新型対空ミサイル「SM6」をイージス艦に搭載する方針のようです。

 スタンド・オフ・ミサイル

「12式地対艦誘導弾」を改良して5年間で開発する「スタンド・オフ・ミサイル」は、燃料タンクを増やし、大型の主翼をつけるなどして射程を延ばします。

相手のレーダーに探知されにくくする「ステルス性能」も持たせ、地上だけでなく艦艇や航空機からも発射できるようにします。

実質の「敵基地攻撃能力」の保有につながります。

安倍晋三前首相は政権末期に敵基地攻撃能力を含む「ミサイル阻止」のあるべき方策を年内に示すよう談話も出していますが、加藤勝信官房長官は9日午前の記者会見で、長射程ミサイルの開発について「防衛能力を強化するためのものだ。いわゆる敵基地攻撃を目的としたものではない」と述べています。

安倍晋三前首相は政権末期に敵基地攻撃能力を含む「ミサイル阻止」のあるべき方策を年内に示すよう談話も出している。