不正預金引き出しに関して、顧客を幅広く有するゆうちょ銀行が狙われているようです。
ゆうちょ銀行の被害状況は、9月16日での副社長記者会見で109件、被害総額約1811万1000円となっています。
ゆうちょ銀行は、被害の全額を補償する方針を述べています。
ずっと問題になっていた「ドコモ口座」だけでなく、「PayPay」での被害も報告されていて、他にも「LINE Pay」「メルペイ」「Kyash」「PayPal」でも被害が報告されています。
幅広い決済システムで被害があがっているようです。
ゆうちょ銀行は、本人確認で二要素認証を導入していない10社の決済事業者については、新規口座連携及び振替(チャージ)を順次停止しています。
二要素認証を行っている「ファミペイ」と「pring」は、サービスを継続しています。
二要素認証では、電話を利用したワンタイムパスワード発行などが取られています。
被害の確認は、通帳記入により、事業者名やサービス名と異なる事業者の印字はないかを確かめてほしいとのことです。
ネットバンキング「ゆうちょダイレクト」の出入金明細でも確認できます。
なお、ゆうちょ銀行が提携している決済サービスは
- ウェルネット「支払い秘書」
- NTTドコモ「ドコモ口座」
- Kyash「Kyash」
- ビリングシステム「PayB」
- ファミマデジタルワン「FamiPay」
- pring「pring」
- PayPal「ペイパル」
- PayPay「PayPay」
- メルペイ「メルペイ」
- ゆめカード「ゆめか」
- LINE Pay「LINE Pay」
- 楽天Edy「楽天Edy」
になります。
ゆうちょ銀行に口座があれば、上記決済システムを利用の有無に関わらず、利用明細を確認してください。
おかしな記載があれば、すぐにゆうちょ銀行に連絡してください。
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